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ブルースモーク

日本老視学会 第2回学術総会

The 2nd Annual Meeting of Japan Presbyopia Society

ご挨拶

この度、日本老視学会第2回学術総会を2024年1月14日(日)に東京都の慶応義塾大学三田キャンパスで開催させていただくことになりました。

老視は40代を過ぎると誰にでも生じるものであり、眼鏡などによる矯正により対処可能な加齢変化として考えられてきました。世界的に高齢化が急速に進行するなか、現在世界の老視人口は約20億人とも言われており、その数は年々増加しています。老視による社会的な生産性、認知機能などの低下は、生活の質(QOL)に影響することが指摘されており、その治療がきわめて重要であると考えられるようになってきました。老視は水晶体の調節機能低下が主因であるため、白内障治療は従来の屈折矯正手術から老視矯正手術も担う治療に変化しつつあります。また、水晶体硬化の予防・治療や縮瞳による明視域拡大効果を期待した薬物の開発も急速に進んでいます。従来使用されている眼鏡やコンタクトレンズによる老視矯正法にも新しいデバイスや手法が導入され始めています。

そこで第2回学術総会では「老視医療の新展開」をテーマに開催させていただくことといたしました。老視の診断基準、老視のQOLへの影響、患者の年齢、生活習慣、職業などに応じた最適な老視矯正法など、今後明らかにすべき課題が山積状態です。どうぞ多くの医師、研究者、企業の方に本学術総会にご参加いただき、新しい老視医療について理解を深めていただければと思います。皆様と東京でお会いできることを、楽しみにしております。

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会長 佐々木 洋

​(金沢医科大学教授)

日本老視学会 第2回学術総会 運営事務局

〒169-0075東京都新宿区高田馬場2-4-7スタッフルームタケムラ(有)内
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